歯周病治療(外科処置)
歯周病の初期治療が終わってもなお、歯周ポケットが存在する場合が少なくありません。歯周ポケットが深い場合はポケット内の歯石が取りきれていなかったり、歯の周りの骨が部分的に溶けていたりするのです。そのような場合は歯周外科処置をお勧めします。歯周外科により病的な歯肉と歯石を完全に取り除き、凸凹になった歯槽骨を整えることで歯周病の完全な治癒を目指し、ひいてはメインテナンスしやすくするのです。術後の腫れや痛みはそれほど気になるものではありません。
また、最近マスコミ等でも大きく取り上げられ、当医院でも症例が増えているのが「歯周組織再生療法」です。これは従来の外科処置では難しかった、失われた歯周組織(骨など)を再生しようとする目的の処置法です。症例2でご覧いただけます。
また、最近マスコミ等でも大きく取り上げられ、当医院でも症例が増えているのが「歯周組織再生療法」です。これは従来の外科処置では難しかった、失われた歯周組織(骨など)を再生しようとする目的の処置法です。症例2でご覧いただけます。
| 左が初診時です。約4ヶ月の初期治療を行い、歯肉の状態は一見してよくなっていますが、依然として歯周ポケットが残ったままです。 | |
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初診時
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初診より4ヶ月後
(初期治療終了後) |
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| 者さんとの話し合いの結果、歯周ポケットが残っている部位については歯周外科を行うことにしました。下の前歯の歯肉患は歯周ポケットが依然として6mm以上 あります。麻酔をして歯肉を剥離する「フラップ手術」を行いました。歯根面には取りきれなかった歯石(下の右写真白矢印の部分)が付着しているのがわかり ます。 | |
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| 病的な歯肉と根面の歯石をきれいに取り除き、歯石・プラークが付着しづらくするために根面を磨き、部分的に吸収して凸凹になった歯槽骨の形を整えます。その後歯肉を元の位置に戻し、縫い合わせます。術後の腫れや痛みはほとんどありませんでした。 | |
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| 下は治療後の状態です。そのほかの部位にも歯周外科処置を行いました。歯肉は若干下がりましたが、歯周ポケットはすべて3mm以内になりました。現在3ヶ月に一度PMTC(クリーニング)を行っています。 | |
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| 症 例2では歯周組織再生療法をご覧いただきます。従来の外科処置の場合歯周ポケットの減少がその主目的であったので、失われた歯周組織(骨など)を回復する のは難しいですから、術後にどうしても歯肉が下がるなど、必ずしも満足がいただける治療法ではなかったことも確かです。まだ症例は限られますが、当医院で は条件が合致した方には歯周組織再生療法を積極的に行っており、多くの方にご満足いただいております。具体的には1)エムドゲイン・ゲルを塗布する方法、2)GTR膜を設置する方法、3)自家骨を移植する方法、の3つの方法があり、それを適宜組み合わせて行っております。本症例では3つ全て行いました。右上臼歯部に矢印のような深い骨欠損(骨が溶けた部分)があり、歯周ポケットも8mmとかなり深いです。 | |
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| 麻酔をし、歯肉弁を開いたところです。大きな骨欠損が確認できます。 | |
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| 下の写真の上に見えるのが自家骨と抗生物質を混ぜたもの、したに見える注射器に入ったものがエムドゲイン・ゲルです。エムドゲイン・ゲルは根の表面に塗布し、自家骨は骨が溶けて凹んだ部分に詰めます。 | |
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| その後GTR膜(白い部分)を設置して歯肉弁を元の位置に戻し、縫合します。 | |
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| 術後約2ヶ月の状態です。術前と比べるとやや歯肉が凹んだ感じがありますが、時間の経過とともに徐々に目立たなくなっていきます。また、エムドゲイン・ゲルを使用した手術は、従来の方法と比べると、術後の治りも早いように感じています。痛みもほとんどありません。 | |
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| ・p前と術後のレントゲン写真の比較です。骨欠損がほとんど目立たなくなっています。歯周ポケットも3mm以下になりました。なお、歯周組織再生療法は保険外の治療となります(1カ所4~5万円程度です)。 | |
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- 投稿者:
- 日時:22:17
